














独特なオーラを纏うライダース
NOMA t.d.のAssemblage Projectより世界観を存分に落とし込んだ一着です。
カットオフフリンジや肩に生地をたすなどエッジの効いた独特な雰囲気を漂わせるライダース。ブラックデニムを使用し軽く羽織れるハードすぎない仕上がりです。襟はダブルのようにもシングルジャケットのようにも着れる仕様になっています
【Assemblage Project】衣服の原点である布を「纏う」イメージを出発点として立体裁断にて製作しています。
NOMA t.dのアーカイブパターンを基にパターンを繋げて全体のパターン数を減らしました。パターンパーツを分けずに切り込みをいれたり、いらない部分を切り落としたり、足りない部分を足したりしながらデザインを進めました。布のサイズが足りない箇所があっても表情が面白ければ、足さずにそのままデザインとして処理しています。切り込みを入れた後に出る余白部分の表情もふくめた偶然の造形と、アイテムが持つ機能的な形という必然の造形のコントラストを作りました。
NOMA t.d. / ノーマ ティーディー
2005年、野口 真彩子と佐々木 拓真によってスタート。ハンドドローイングを活かした個性的なテキスタイルと日本を始め海外で出会った伝統技術に新しい視点を加え、コンテンポラリーなコレクションを展開。ブランドのデザインスタジオでは、テキスタイルから派生した家具やオブジェなどのプロダクト製作も行う。また2人のキュレーションによる写真家やペインターなどの展覧会を数多く行い、アートブックの出版も手がける。
Designer Profile
ロンドン「Chelsea College of Arts テキスタイルデザインコース」在籍中より、テキスタイルデザイナーとして活動していた野口 真彩子とセレクトショップのディレクターやバイヤーを経験した佐々木 拓真がデザイナーデュオとしてブランドをスタート。野口は作家としてもギャラリーでの展覧会を定期的に行う。著作は作品集「Between Line And Pattern」(2017年)。